MACOTT 第7弾 Pink Ginger Lily
毎年この時期、夜歩いているとどこからともなく香ってくるいい香りがある。
大好きなジンジャーリリーの香りにとてもよく似ているが、
ジンジャーリリーの花が咲く季節にはまだ早いんだな。
なんの花だろう…。
ふわぁっと香ってすぐ消えてしまう。
気になって香りを辿ってみても、夜の闇に包まれて正体がつかめない。
もう一度確認しようとしても、なんでか香りがつかめない。
次の日も、香りたいがためについまたその場所を訪れてしまう。
なんだかかぐや姫みたい。
正体はわからないけど、心を惹きつける魅惑的な香り。
夏の始まりの香り。憧れの香り。
繊細で、優しげで。
きっと可憐な姿なんだろうな。
知りたいような知りたくないような。
教えたいような教えたくないような。
どこか懐かしい、記憶の奥、心の宝箱にそっとしまっておきたい大切な香り。
平安時代の日本の、豊かで奥ゆかしい文化を思い出しました。
貴族の女性は男性に姿を見せてはいけないので、
意中の男性には気持ちを託した和歌をしたため、文を送った。
香りを忍ばせて…。
文を受け取った相手の男性は、香りでその姿を想像しながら
和歌で気持ちを受け取った。
香りはその人を表すものとして記憶に深く刻み込まれ、
街ですれ違った時に、あ!あの方だ!っと気付く、
なんてこともあったかもしれませんね。
なんてロマンティック。。。
ジンジャーリリーの季節の訪れを知らせるプロローグみたいに、
ジンジャーリリーを思い出し、恋しいジンジャーリリーの季節を待ちわびるのでした。。。
ジンジャーリリーの季節は、夏真っ盛り。
熱帯地域の花ですが、案外と身近にあったりします。
普通に近所を散歩中にも出会いました。
初めて出会った時、一目惚れならぬ一嗅ぎ惚れしてしまった。
なんともエレガントで、ほんのちょっとスパイシー、甘さもあって、でもくどくない。
甘いのに、夏の暑さに合う、不思議とリフレッシュさせてくれるような香り。
涼しい気持ちにさせてくれるんです。
はじめてジンジャーリリーの花に出会ったのは、植物園に行った時でした。
近くを通った時、えもいわれぬいい香りが鼻をとらえ、初めて目にする
花がそこにありました。
背丈の高いスッとまっすぐ伸びたやや幅広の葉に、真っ白で大きい蝶々みたいな
ふわっとした花びらの花。
ユリの花びらにも似てるけど、もっと繊細な感じで、さわったらすぐ傷付いてしまいそう。
香りは、蘭や白いユリの花に似てるけど、もっと爽やかで、甘さと柑橘の
ミックスされたみずみずしい香り。
ちょっぴりジンジャーを感じるスパイシーさがほのかに。
何回香っても飽きない感じ。
あとあと調べてみたら、ジンジャーリリーと言う名だとわかって納得。
名前の通り、ジンジャーとリリーの香りがしたから。
ジンジャーと名は付いているけど、食べるショウガとは違うらしい。
初めて出会う香りだけど、どこか懐かしさを感じた。
一瞬で虜になってしまった。
その後、もう一度別の場所で偶然出会いました。
夏の暑い日の夕方、近所だけど普段あまり通らない道を歩いている時でした。
山の上の公園の、脇の階段を降りていくと、自然にできた植物たちのスペースがあって、
春にはチューリップやフキなど、季節ごとにさまざまな植物が姿を見せて
楽しませてくれる場所。
たまたまそこを通りがかった時、一瞬なんとも言えないいい香りが鼻を捉えました。
ハッとなって振り返ると、きれいな緑色したスッとまっすぐな立ち姿の葉っぱに、
白くて大きめな蝶々が羽を休めているみたいなあの花がそこにありました。
初恋のあの人に再会したかのように、胸がトキメキました。
その香りを嗅ぐと、不思議と暑さが和らいで爽やかな気持ちになったものです。
蘭や百合の花のようにオリエンタル調であり、甘さもありながらクドくなく、
そこに少しレモンとかライムの柑橘が加わって、
ほんのちょっぴりスパイシーさが鼻の奥の方に残る感じ。
一度記憶したその香りにまるで支配されてしまったかのように、
何度もデジャヴみたいに香りを感じる。
そこにその花はなくても。香りを探るように。
まるで初恋です。
その香りは、一度鼻が記憶すると、あるはずのないところでもなぜか
香ってきたりするのです。
色んな香りの要素をもっているからなのかもしれません。
この香りを香水にして近くに置けたら最高だなぁ。
幸いなことに、出来ました。
MACOTTで。
その名も、『 ピンクジンジャーリリー 』
スプレータイプのオーデパルファムにもその名を冠したものはありますが、
より濃厚に、香りの移り変わりの愉しさを長く感じられるのが、
濃度の高いパルファムの魅力。
夏だと足首につけるとお洒落な香りの立ち方をしてセクシーですよ。
とても素敵な香り。
夏は暑さで香りを受け付けにくくなるけど、この香水は夏に嗅ぎたくなるピッタリの香り。
夏のバカンスに連れて行きたくなる、洒落た香水に仕上がっています。
“ 熱帯雨林の森に囲まれた、自然味溢れる隠れ家のようなプライベートリゾート。
静けさの中、遠くに聞こえる耳に心地よい美しい鳥たちのさえずり。
広大な緑の森を独り占めしているよう。
深い緑と南国のエキゾチックな花々の香り漂う、まるで天空の城。
落ち着きのある木のデッキでハンモックに揺られながら、
目をつぶって楽園の空気を感じ取る。
都会の喧騒を忘れ、最高にリラックスしている。
スパイス入りの冷たいミルクティーが、火照った体を癒してくれる。
籠に入った南国ならではのフルーツは、完熟食べごろで甘い香りを漂わせている。
一筋の香が静かに立ちのぼる。
スコールの後、朝霧のように湿気をまとった熱帯雨林の森から漂う
エレガントな花の香りを乗せて吹いてくる涼しい風。
せわしさで忘れてしまった穏やかさ。
自分を取り戻し、余計なことを考えずにシンプルな気持ちを感じ取るための
大切な時間。
美しいジンジャーリリーの花のように、真っ白な頭とこころで。
その甘さに酔うようにうっとりと優雅に、
バカンスと言う名の、なにもない時間を満喫している。 ”
はじまりは、すっきりとした爽やかさ。
ライム、メタリック、木、大人の苦味、ジン
すぐに南国フルーツのような甘さが漂い始める。
濃厚なフルーツの甘さと混ざり合う。
ジューシーなオレンジフラワー
エキゾチックな甘さの南国の花
南国のフルーツとお菓子
黄色、オレンジ
そして加わる、微かなスパイシーさ。奥の方に感じる。
ジンジャー、アーモンドなどのナッツ、ミルクティー
白、クリーム色
グリーンティの爽やかさといい渋み
白にうっすら淡ピンクの蘭、濃厚な百合が花開いた瞬間。
パインやグァバなどの甘い南国フルーツ
甘いのにスーッとした涼しさを感じる。
ジャスミンの色香
薄紫からピンクのグラデーション
ほんの少しお香の香り、軽やかなパウダー
鼻の奥に残り香として感じるかすかなスパイシーさ
フルーティで華やかな花の香り
イランイランのセクシーさ
そしてまた現れる柑橘の爽やかさ
酸味と甘さの絶妙なバランス
甘いカクテル
次第に落ち着いた甘さに。
重たさのない甘み
可愛らしい甘さ、落雁みたいな品の良い和菓子の甘さ
桜色
朝霧のようなスモーク、湿った木
乳白色、ミルクティー
そして
レモンと甘い白い花、滴る花の蜜
英国のお菓子、レモンパイみたいな爽やかさな甘さとクリームがかった綺麗な色
薫り高いアールグレイの紅茶と一緒にね。
ピンク色の甘い香りを表現する大切な香り。
かわいいピンクライラックと、桜餅の香りのトンカビーンズ。
どちらも大変希少で、この香水で使い切ってしまったそう。
イランイラン、ジャスミン、
アンティアンティの香水だと、ローズリリー、カサブランカ、プルメリアが
お好きな方におすすめです。アイリス好きの方もいいかもしれません。
男性にもオススメです。セクシーです。
うっとり酔いしれる甘さ際立つ。
人工的な合成の甘さは、クドくてかったるい、しつこい甘さ。
天然の甘さは、濃厚ながら透明感があり、バリエーションに富む。
本当の甘さというものを教えてくれる。
甘さと爽やかさが混ざり合う、セクシーな香り。
初夏から真夏にかけて、これからの季節にぴったりの香り。
熱帯地域の花であるだけに、
日本の梅雨や暑くて湿り気を含む季節にもよく似合います。
夏の夜のお出かけにも。
この香りを嗅ぐと、なんだか旅をしたくなる。
バカンスのお供に。特に南国リゾートに。
都会の喧騒から離れて、思いっきりバカンスを楽しむ。そんな時に連れて行きたい香り。
リラックス&うっとり、ときどき爽やか。
夏は出会いの季節。
夏にぴったりの香りをまとえば、
思いがけず、運命的な出会いを導いてくれるかもしれない…そんな予感を期待させる。
探っても見つからない、ジンジャーリリーに似た香りのあの花を追い求めるように、
ふと出会ったジンジャーリリーの花の香りに恋したように、
平安美人の文の香りに想いを馳せるように、
香りは惹きつける引力と、豊かな想像性を与えてくれる。
香りが道しるべのように出会いを引き寄せ、ふっと心と記憶に刻まれる。
香りは記憶の道しるべ。
楽しい夏の思い出や、甘酸っぱい恋を思い起こすスイッチに、その素敵な夏の香りが
きっと役立つでしょう。。。
この夏、お洒落な夏の香りをまとってお出かけしてみませんか?
バカンスのお供に。バカンスに行かない人も、バカンス気分が味わえますよ^_−☆
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※写真はイメージです。実物とは異なる場合があります。
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