MACOTTの特徴と愉しみ方
アンティアンティの新たな香水ブランド《MACOTT》
第一弾
『パープルローズオットー』は、
発売と同時に完売状態でした。
購入希望を頂きながらもご希望に添えなかったお客様、
申し訳ございません。
まだこれから素敵な香りを発売予定ですので、
どうぞご期待下さいませ。
香りを試さずともたくさんの購入決定のご予約を頂戴し、
みなさまのご信頼に深く感謝しております。
ありがとうございました。
これからもみなさまのご期待にお応えできるような
素敵な香りを作って参ります。
さて、
本日は、進化した天然熟成香水、
“MACOTT”の
特徴とたのしみ方をお伝えいたします。
天然のものだけで出来た香りの素晴らしさは、
人間のもっとも原始的な感覚である嗅覚によって、
本能的に感じ取ることができると思います。
はじめて香った方はみなさま、
「花束に顔をうずめてるみたい!」
「 花畑にいるみたい!」
とおっしゃいます(*^^*)
つけた瞬間フワッと香り、
次第にスーッと消えていく。
その素晴らしくもはかなげな香りは“天然の証”であり、
天然だからこそ自然に溶け込み分解されるため、
合成の香りのように変に不自然に香りが残り続けることなく、
自然に消えていくのですが…
逆に言ったら、香りの分解が早く長持ちしにくいのが弱点でもありました。
その課題を越えるべく研究を重ね、
天然物でありながら、濃厚で、
長く香りを持たせることに成功しました。
また、香りの変化のリズムがゆっくり穏やかで、
その香水の香りの核、中心部分となる表現(ミドルノートの部分)が長く続くのも特徴のひとつです。
香水の香りには大きく分けて、
香りはじめから終わりにかけて、
トップノート・ミドルノート・ラストノートと呼ばれる3つの段階があります。
香りのトーンや香料の特性に応じて、
香ってくるタイミングと消えていくタイミングに時差があり、
それによって大まかにその3つの段階にわかれます。
この香りの満ち引きの絶妙なバランスが香水の真骨頂であり、
こだわって苦労した点でもあります。
満ち引きを計算し、香りの表現の流れがいかに自然でドラマティックに変化するか。
ここが調香師の最大の腕の見せ所。
センスと長年の経験と知識の賜物です。
MACOTTは、今までの香水づくりの集大成であり、
その流れはまさに、上質なクラシック音楽のよう。
特に、ミドルからラストへの香りの移り変わりがゆるやかで素晴らしく、
ラストの余韻が長く、よりセクシーな感じになりました(^ν^)
そして、更に特徴的なのは、
通常順番に香っていくトップ・ミドル・ラストの香りが、
行ったり来たりすること。
これがなんとも不思議なのです。
通常、ラストの香りが香ってきたら、
あぁそろそろ終わりだな〜と思うのですが、
なんと、また香りが戻ったりするんです!
これは驚きです。
オーロラのように、さまざまな色をもつ香りのグラデーションが、
消えたと思ったらまた現れたり、
予測がつかない面白さがあります。
香る度に印象が変わる、
今までにない香水に仕上がりました。
香水は、女性用と男性用で香りの表現や種類が割とハッキリわかれているものが多いですが、
マコットの香りの印象としては、中間帯な感じでユニセックス。
変に甘ったるい感じがなく、
でもお花のいい部分がキチンと引き出されてちゃんと感じることができる。
女性がつけると大人っぽくて媚びてない女っぽさを感じ、
男性がつけるとふと感じるギャップのようなものがなんともセクシーなのです。
また、同じ香水でもつける人によって香り方が違うのがおもしろいです。
馴染むと個性まで引き出すように、
男性と女性で香り立ちが違い、
そういう意味でもユニセックス。
なのでパートナーと香り比べすると面白いですよ。
外出のお供には、
小分けのスプレータイプのアトマイザー容器に入れて持ち歩くのもオススメです。
あと、
お風呂でシュッ
まくらにシュッ
としても香りが広がり、最高ですョ(o^^o)
ティッシュやコットンにつけて枕元に置いたり、
ポケットにそっと忍ばせて持ち歩くと、
香りが飛びにくく更に長く香りが楽しめるのでオススメです。
【スタッフの感想】
香りの持ちがとても良く、かつ強くなりました。
最後の方は、ただラストノートがダラダラ続くのではなく、
余韻としてしっかり香りの表現が続きます。
トップ・ミドル・ラストのそれぞれの香りの表現がハッキリしつつも、
曲調が突然ガラッと変わるのではなく、
自然な流れでハーモニーを奏でられている。
絶妙なバランスがとれている。
そして今回一番驚いたのは、
トップ・ミドル・ラストの香りが行ったり来たりすること。
香水の表現の核(中心)となるミドルが長く続くのと、
ラストになってそろそろ終わりかな〜と思ったらトップやミドルの香りがまた顔を出すこと。これは驚きです。
いい意味で香りが複雑になった気がします。
どうぞ新生《MACOTT》で、
新たな香りの旅のスタイルをお愉しみください。
※写真はイメージです。
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