『ブルーバイオレット香水 』
この香水の製作日を見ると、2003年のボトルに入ってたね。
自分の為に良いのを残そうと、ほんのすこしだけ残っていた。
バイオレットの花、においすみれは青紫色で、
朝に青い風が吹き、赤ちゃんの粉っぽいミルクに
ほんの少しだけお茶葉とライムが混ざったような香りがするの。
青色の香りと粉っぽさを表現するのは、
イリスの根茎から抽出される精油を使うのが大変良いが、
実際のところ青い香りになるまで最低5年の歳月がかかる。
幾度も冷凍、濾過を繰り返し、不要な脂肪酸を取り除くのだ。
ほんとにしつこくてなかなかとれないよ。
コレがなくなるとゴールデン色に澄んでくる。
ここまで待ってから、ブレンドが始まるよ。
最後に微調整したのは一年前で、
コレをコレクションとしてラボに残そうと決めてた。
お客様からの熱いご要望の声でバイオレットのオファーが来るたびに
なんとかしたいけど。。。。10年かかるし。。。
最後の10本だけだすよ。
ブルーバイオレットの香りを嗅ぐと、朝露に青紫色があせたような風に包み込まれ、
1920年代を想いおこすような時代にいる感じなのです。
まこと虫
追記:
※写真はイメージです。約10年熟成させているため、香水の液体色は本画像よりも
透き通った淡い琥珀色をしています。
アメリカの論文で面白い記事を読んだ。
ある産婦人科の待合室に2台のイスを置き、
その片方に男性ホルモン(無臭)を塗りつけて
女性がどの椅子に座るのか実験したそうだ。
A 男性ホルモンを塗りつけた椅子 63名
B 何もつけない椅子 6名
この数字が表した答えに大変興味を持っている。
これは女性に限られたことではない。
あのクレオパトラの恋人となったアントニオは、薔薇に狂ったようで、
クレオパトラはお抱え調香師にシベットと薔薇を調合させていた。
シベットは猫ちゃんの大事なとこから抽出される。
そのまま嗅ぐと、なんとお腹が痛くなってトイレに走って
体から出ていったモノの匂いで、真剣に嗅ぐことはできない。。。
しかしながら、これを10,000万倍に薄めて薔薇とブレンドすると、
なんとも言えない甘い香りがする。
クレオパトラがアントニオを迎える時は、
宮殿中に1メートルほど高さまで薔薇が積み上げられていたそうだ。
お風呂の中にもふんだんに入れられる薔薇とシベットで
頭の中はα波の台風が吹き荒れ身体はムキムキ。。。。
クレオパトラは香りのクリエイティブディレクターなのだ。
以前、とある有名プロレスラーから香水を作ってと依頼があり。
いろんな話を聴いてるとアタイも試合に参加してる感覚になって
香りの戦いが始まった。
黒人レスラーは甘い香りをつけ、イギリス人レスラーはレモンとラベンダー
を好むようだ。
強い香り、恐れられる香りをつければ勝てるのか。
カモミールブルー、アルカリ性で苦くさみしい香り、コレつけると
戦えなくなるからだめね。
甘い香りは攻撃的にならず、レモンはモラル、汗くさくて反則負けに
ならぬようにね。
ムスクだと感じちゃたらこまるし、ベルガモットとバニラは汗と思いやりに
締め技にはクライセージでくらりと脳を混乱させて、空中技を見せるために
イランイランのファーストとエバー。。。
強そうなのは毒いりのチュベローズ。
グレープフルーツ、ラベンダー、シベットの助け借りて完成した。
コレつけて戦ったら勝てるよ。
どう勝てたの。。。
まこちゃん香りで勝ったけどさ、パンチで負けたよ。
(・・?))
UVについて。
紫外線の良いところは、殺菌作用があるし、
体内リズムもリセットもしてくれる優れものだけど、
長時間あたると生体内の水分子は破壊されるのね。
ペルシアの知恵では、野外では黒い布で全身を覆う。
黒は紫外線を通さないので素肌には届かず。さすが。
ちょっと見た目は暑苦しいけどね…
お肌も一緒だよ。
紫外線吸着剤は、紫外線を吸着してくれる
無機物の優れものには間違いないけど
アタイみたいなデリケートな肌には無理ね。
つけるだけで痒くなるし、洗顔してもすぐにとれないから
肌は真っ赤っか。。。。
じゃあ、どおすんのよって?
自然水を飲むことだよ、2時間ごとに50ccくらいね。
お肌にもお水を与えて。お肌の中の水分子が安定するようにね。
肌のお水が逃げてゆかないようにシュッシュ。
とにかくお出かけのときは保湿と日傘をさして。
おしゃれな麦わら帽子も良いね。
またまた暑く、お昼にそうめんを食べようと思いつつ
町の小さな食堂に向かうが、
そうめんの水と氷を思い出し、行くのをやめた。
ざる蕎麦にしよう。蕎麦は手打ちだよ。
いつものことながら、ワサビ・出汁・昆布と鰹を
鼻で確認しながら合成物をチェックする。
嫌な奴ね、オバサンクレーマー。
違うわよ。美味しいのが食べたいからね。
あー、ワサビのサイズが・・・
昆布が浸透しすぎ・・・
鰹が強い・・・沸騰したらすぐとってよ。
『うるさいね、それなら自分で作ればどう?』
と、自分自身に語りかけ。食べているのか、
考えてるのかどっちなの。
食べ終わると、あの蕎麦湯がでてきて一口。
ああ、塩素湯に変身。
小麦に塩素が吸着した。
このオバサンもアタイです。
なにも考えずに食べたいな。
文句なしのところが最高だね〜。
今日も日本らしからぬ焼けるような暑さ。
まるでイランの6月を思い出す。
この状態でどう健康に過ごすのか考えものだ。
最近、市販の水の化粧水が気になり、世界中で売れている
有名な水を買いまくって試してみたが、元気になるモノはなく落ちこむ。。。
顔とは正反対で敏感すぎるボクは『人間分析機』と医者に言われ、
日々感じすぎる感覚に悩まされ疲れきっている。
抗酸化は永遠のテーマで、泡をもう一度見直し、科学的に証明することを願うが、
頭の中がほぼ分子状態で証明するのにお金がかかりすぎると判断した。
わかったのは泡を破壊させない力を水に与えること。
秋までにこの水を完成させると決意した。
これからの自然環境に対応するには必要である。
泡の破壊を遅らせる、泡だらけの水が欲しい。
クール宅急便サービスのお知らせ
アンティアンティオンラインストアよりクール宅急便サービスのお知らせです。
気温急上昇の理由により、只今『クール宅急便』にて配送中です。
(一部製品を除く)
この期間のクール追加料金(+216円)は当社でサービスいたします。
《ご注意》
通常は「常温便」で配送いたしますが、製品の品質保持のため、
お届け地域や気候(気温)を考慮し、当社で判断してクール宅急便を
利用する場合がございます。
気温低下の確認ができましたら、当社の判断により、
お客様への告知なく「常温便」に切り換えいたします。
(この期間にのクール料金(+216円)は当社でサービスいたします。)
予めご理解とご協力をお願い申し上げます。
アンティアンティラボラトリー