プロフィール

アンティ アンティ
本社&ラボラトリー

住所 〒930-0069
    富山県富山市旅籠町5-8
電話番号: 076-495-7633
URL http://www.antianti.com

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アンティアンティの本社&工場研究室の日常や開発者からのメッセージなどを不定期で更新していきたいと思います。お得な情報もご紹介していきますのでどうぞお見のがしなく。

最近の記事

2018年5月アーカイブ



今年の薔薇は少し早足で咲き始めました。

梅雨も駆け足で北へ北へと向かっています。

そんな今年の6月,7月にぜひお役立てていただきたい

シーズンアドバイスが完成しました♪

クリックして拡大してご覧くださいませ。


season advice June2018.png

















ジメジメ度が高まり、スキンケアを怠りがちになっていませんか?

さっぱり仕上げながら、内側からしっとり肌を目指したい今こそ、
オーガニックオットーローズ&ローズウォーターソープや
オーガニックローズソープでの洗顔がオススメ!

しっかりお風呂で体を温めることも意識したい季節です。

ゴールデンウィーク明けから始まった

お抹茶の香気成分抽出。

恥ずかしがり屋の香り成分たちも

徐々にラボの雰囲気に慣れてきたみたいで

葉っぱの中から出てきてくれました。

よかった


玉露は50度で2-3分、

水出しは冷蔵庫で1晩、

antiantiラボは2週間かけて

味わい深いお茶を淹れます。


出来上がった2種類のお茶。

少し黄色がかった緑色と

茶色。


緑色に出したお茶は、なんとも素敵な

グリーンノート!

まるで、お茶っぱの中に顔を埋めたかのような、

爽やかな香り。


抹茶抽出液3

























茶色の方は、ん、、、

これは、あまりいい香りじゃないね、、、

なんだか、土臭い。

と、思って冷蔵庫に。


1週間後、腐っていないか確認するために、

クンクンしました。

、、、感動しました!!!!

なんとも芳しい、甘くてほろ苦い香りに変わっていたのです!!

これが、天然香料。生きている証拠ですね。

思わず、飲んでしまいたくなる香りでした。


マコット分析器にかけたところ、

バニリンがでてきたよ、ホッホッホ。とのこと。


次はいよいよ、精製作業に入ります。

香りたちがびっくりしないように、

ゆっくり、ゆっくり。


抹茶抽出液2


























いつもアンティアンティをご愛顧いただき誠にありがとうございます。
 
このたび長年に渡って皆さまにご愛読いただきました「青山店便り」と「ラボ便り」を、
これまでよりもさらにアンティアンティのことを皆さまに知っていただけるよう、
2018年6月1日より新たなブログへのリニューアルと移転をさせていただきます。
 
今後は新しい各ブログから更新いたしますが、今までのブログも
変わらずご覧いただけます♪
 
今までのブログをブックマークくださっていたお客様は、
大変お手数をおかけいたしますが、新しいブログへのブックマークの
ご変更をお願いいたします。
 
 
【リニューアル前(2018年5月31日まで)】
 
◆現在の「ラボ便り」
 
◆現在の「青山店便り」
 
 
【リニューアル後(2018年6月1日よりスタート)】
 
◆開発研究室からお届けする「ラボ便り」
化学的な視点でantianti製品に関する情報をご紹介
 
◆青山店 店舗からお届けする「青山店便り」
青山店の日常やスタッフのおすすめケアなどをご紹介
 
◆富山店 店舗からお届けする「富山店便り」
富山店の日常やスタッフのおすすめケアなどをご紹介
 
 
また、恵比寿店ブログも引き続きよろしくお願いいたします!
 
◆恵比寿店 店舗からお届けする「恵比寿店便り」
恵比寿店の日常やスタッフのおすすめケアなどをご紹介
 
 
これから各ブログから皆様にワクワクしていただけるような情報を
発信していけるよう、スタッフ一同、日々邁進してまいります。
 
今後ともアンティアンティをどうぞ宜しくお願いします!!
 
アンティアンティ
スタッフ一同
 

  

気がつけば5月も終わり。

春も盛りをすぎ、

来るべき夏へ向け、

植物もどんどん準備を進めていきます。

 

若々しく、青々とした葉っぱが

街の街路樹を埋め尽くすこの時期。

 

ハイキングや、ピクニックなど、

自然のパワーをもらいに出かけることも

多いのではないでしょうか?

 

今回のテーマは

木々に囲まれた、木漏れ日の中に行くと、

なぜ、 深〜〜〜い深呼吸をしたくなるの?

です。

 



反射的に深呼吸をしてしまう理由

それは、私たち、人間は、生き物として、

自然の香りを求めているから。だと思います。

 

というのも、自然界の“香り”は、

木々草花、動物の“声”、

コミュニケーション手段なのです。

生き物は、 “匂い”、化学物質で

会話をし、様々な情報を教えあうことで

その環境に対応しているのです。

その、“匂い”というものには、

人間の鼻では感じられない物質も含まれています。

でも、鼻で感じられない物質にも

体は、そして、脳は敏感に反応しています。

( フェロモンはその一つの例ですね。)

5/21 ブログ.jpg

 






























だから、自然のイチブである以上、

自然の声を聴きながら、

匂いを嗅ぎながら、生活することが

私たち人間にも大事なのです。

 

逆に、合成的な香りを嗅ぐと、

体の中が乱れに乱され、

気づかない間に、

慢性的な不調が起きることさえあります。

知らない言語の中で生活すると

ストレスを感じるのと一緒ですね。

 

強い香りが苦手!という方は、

合成的な香りに対し、本能的に

体に入れないようにするために、

「嫌い」という反応を示すのかもしれません。

 

自然の香りは、合成のもののように、強くないですが、

人間の鼻では感じ取れない香り、化学物質も

いーーーっぱい、含まれていて、

人間の体、脳にも語りかける。

 

だから、自然の香りは、目を閉じて

すーーーーーーーっと深呼吸したくなる。

そんな、体に染み渡る、耳を傾けたくなる

香りなのです。

 



 









私はDr. Pink Ginger Lily。


Pink Ginger Lilyの機能・性質を以下に述べよう。



最初に感じるのは、

最も揮発性の高い香気成分である

リナノールやリモネン。

これらの香りは

ベルガモットやビターオレンジの主要成分である。

まるで、爽やかな朝の香り。


そして、少し重い物質、

ジャスミンラクトン、

ショウガオール、サンタロールが

気体となり、空気中に拡散し始める。


あなたの鼻の中の

Gタンパク共役受容体が

これらの分子に反応すると、

シグナルが生まれる。

シグナルが神経を流れ、

脳の嗅覚野へと届く。

嗅覚野が活発に活動し、

秘境の森の匂いを認識する。


一方で、溶液からは最後の物質、

クマリンが外へ飛び出していく。

クマリンがあなたの嗅覚野の活動を変化させる。

活動は視覚野、扁桃体、視床下部、海馬へと、

どんどん伝わり、

ロマンティックな記憶を呼び起こす。


香りが「機能性物質」として、

あなたの気持ちや記憶に作用していく。



深い夢を見ているのか?



香りの魔術なのか?



科学現象なのか?





Dr. Pink Ginger Lily

Dr.PinkGingerLily2018.jpg







 

                                                              











 

  Pink Ginger Lilyについての詳細は▼からどうぞ


▼まこと虫の調香手帖はこちら▼

http://antianti.com/labo/2018/05/2018.html


▼ショップからのお知らせはこちら▼

http://antianti.com/labo/2018/05/-pink-ginger-lily-2018-limited.html







本日は、皆さまを暖かい楽園へと誘うような、
MACOTT限定香水発売のお知らせです。

調香師、MAKOTO MIYAZAKIが世界の花々を巡る冒険で出会った
アジアの花・ジンジャーリリー(バタフライリリー)から
インスパイアされ、誕生した楽園の香り『ピンクジンジャーリリー』
2018年最新作が完成しました。

2018年5月25日(金)昼12:00より一般発売いたします!



***************************************
魅惑の楽園へトリップする、
究極のコロニアル・フローラルシプレ
***************************************


=2018 Limited Edition= 
パルファム フラコンボトル 30ml 37,000円(税別)
香調:コロニアル フローラル シプレ 




<ピンクジンジャーリリー香りの旅>

pinkgingerweb20180518.jpg
































静かなヴァカンス先で爽やかな朝を迎えるように、ファーストノートには


フレッシュなイタリアンベルガモットやビターオレンジが始まりを告げる。


喧噪から離れた優雅で特別な時間。





フレンチコロニアルな洋館から一歩外に出た後には秘境の森へと誘われる。


亜熱帯の高温多湿な風にのせて届くジャスミン・ジンジャー・チュベローズ。

肌に純白の花々のヴェールをかける。





夏のモンスーン。激しいスコールが降り注いだ後のロマンティックスイートな景色。

徐々にモーヴに染まっていく午後の空色。





落ち着いた雰囲気の中、色鮮やかなシノワズリの食器で楽しむアフタヌーンティー。

ラストノートにはエキゾチックピンクなトンカビーンズの美しい色の香り。





いつまでも夢から覚めぬ、たゆたう時間の流れに身をゆだねる。 






【ご注意】※写真はイメージです。





【2018年5月25日(金)昼12:00より一般発売開始】
※ご注文は、お電話・店頭ご来店(富山店、青山店)・オンラインストアにて
お昼12:00より承ります。
※発売時刻は多少前後する場合があります。あらかじめご了承ください。
数に限りがございますので完売の際はご容赦ください。

【ご注文、お問い合わせ先】
♢富山店:TEL 076-495-7633
♢青山店:TEL 03-5464-0930
♢恵比寿店:TEL 03-6277-3242
















-Pink ginger lily- 2018

ジンジャーリリーは小さな白い花で、
ジャスミンのフルーティーな香りがする。




gingerlily_antianti3.jpeg















ジャスミン、ジャスミンサンバック、ネロリ、オレンジフラワー、
チュベローズの白い花を骨格とした。





Lilac_antianti.jpg

















白いジンジャーリリーをピンクに仕込んだのは、
ローズウォーターと、Pink lilacの花から二酸化炭素抽出した香気の力で、
セクシーでエレガントかつ、清らかで可憐なピンク色の花々の魅力を表現した。


フレッシュな
Italian BergamotとOrange flower、Neroliが優雅に香り、
Violet leaf、Jasmine Egypt、Jasmine sambac、Gingerに、
Tuberose、lilac CO2、Rose water、Tonka beansが
あなたを秘境の楽園へと誘い出します。




parfum.jpg















































まこと虫




P.S.
発売情報は追ってSNSで発表いたします。













お抹茶の葉っぱは、

お抹茶みたいにいい香りがしない。

あの香りは、奥の方に、

大事に大事に隠されている。

生の茶葉を畑で嗅いでも食べても、

お抹茶みたいに

深い香りも、味もしない。


子供ながらに、不思議だった。

本当に、この葉っぱがお抹茶になるのかと


だけど、ラボに茶葉を運んで

乾燥させるために、広げておいておいた。


扉を開けた瞬間、

素敵なグリーンノートが押し寄せた。


お茶畑


 












精一杯、呼吸している。

普段は隠している大切な香りは、

自然の中の、言葉だもんね。

呼吸とともに、香りを使って

メッセージを送ってくる。

 

なんて言っているのだろう?

 

AIが、自然の言語を翻訳できるようになるのは

近未来の話だろうか?


yoriko


乾燥中の茶葉























五月晴れの爽やかな朝

お茶畑でお抹茶の葉を摘んだ。

風通りの良い袋に入れ、

電車で富山まで運ぶ。


流暢な英語とともに

強い香水の香りが脳に刺さる。


隣の席のお茶の葉の匂いが

香水の匂いと入り混じり、

とても上品な素敵な香りに

見事に変わった。

 

Asset 1-100.jpg


















小さい頃、ゴールデンウィークが明けると

実家の車庫は毎晩、摘んだお茶の葉でいっぱいだった。

 

なんとも言えない匂い。

でも、決していい香りではない

若緑の、葉っぱの匂い。

葉っぱのひんやりとした感触と

郷愁漂う5月の月を思い出す。

 

日本人の心にしみ込む香り。

 

逞しい葉っぱに守られているから

ゆっくり、時間をかけて取り出します。


Yoriko

 

今回は“Rose de Mai から見た科学の世界の最終回です。

 

なぜ世界各地のローズを入れると、様々な香りがするの?

 

という謎に関して

1.みなさんに納得していただける理由

2.そういう理由もあるのか!と思っていただける理由

についてご紹介させていただきました。

 

さて、最終回は

3.聞いてちょっと感動する理由

について紹介していきます。

 

今回の理由の主役となるのが、です。

 

体を健康に保つには、腸内細菌が重要!

とよく聞きますが、実は薔薇の健康もによって保たれています。

 

菌のバランスや菌の種類がローズの健康や香りに大きく影響しています。

薔薇と共生する菌の違いが、薔薇の香りの違いを生み出しています。

薔薇の香りは、薔薇のオナラ

なんて考えてみると少しおもしろいですよね。

 

薔薇の種類、気候、土、菌など

様々な要素が加わって薔薇は香りを放ち

私たちを楽しませてくれます。

 

こうして、まこと虫くん(調香師)は

ブルガリアやイラン、世界各地のローズのエッセンスをローズドメに詰め込み

たった一呼吸で世界各地の薔薇園を散歩できる一本を作り上げたのです。

 

最後に、おまけですが、

antianti の香水の中にはその菌達が生きています。

その菌の働きによって香りが熟成していくのです。まるで、ワインのように。

これはアンティアンティが天然の香料にこだわり続ける一つの理由でもあります。

 

出来立てはどの瓶も香りに変化はありません。

しかし、時を重ねることで同じ日に作られた香水でも一つ一つの瓶によって

香りが異なり、唯一無二の香りという個性を身に付けます。

 

皆様のお手元に届き、皆様と一緒に暮らす中で

その瓶の中の菌も皆様と共鳴し、香りを変化させていきます。

みなさん、こんにちは!
第三回目のブログのテーマは、引き続き…

“Rose de Mai から見た科学の世界”についてです!

なぜ、世界各地のローズを入れると、いろいろなローズの香りがするの?

という謎に関して、前回は
1.みなさんに納得していただける理由

として、薔薇の品種と香りの話をしました。

今回は、
・そういう理由もあるのか!と思っていただける理由
についてご紹介していきます。

突然ですが、
実は植物ってとってもすごいんです。
動けないんじゃなくて、動かないんです。
動かない代わりに、その土地の環境に適応する力を身に付け、生き延びています。

例えば、乾燥した地域の植物は乾燥に耐えるための、
寒い地域に育つものは寒さや日の短さに耐えるための“手段”を身に付けています。
その“手段”こそ、“化学物質”、つまり、“香り”の正体です。

ローズも同じです。異なる土地で育ったローズたちは
異なった“手段”、“香り”を身に付けて、花を咲かせます。
そのため、同じローズでも育つ場所が異なると放つ香りも変わってきます。

同じ場所で咲くローズでも毎年、同じ香りを放つわけではありません。
暑い年、寒い年、雨の多い年、気候の変化によって
ローズの香り成分の量は変化し、異なる香りを放ちます。
その時々の環境に適応しているのですね。

また、ローズの香りは朝が一番強いです。
そのため、同じ木のローズでも、朝摘んだ花と、夕方摘んだ花では香りが違います。

antiantiの薔薇農園でも、早朝にローズの花を摘みます。
こちらの写真はantiantiの農園で摘んだローズたちです。

rose201805003.jpg
 





















手間はかかりますが、最高の香りを届けるために、
ローズの特徴を知り、ローズの香りを最大限に生かせる工夫をする必要があります。

いかがですか?
そういう理由もあるのか!と思っていただけましたでしょうか?

次回はいよいよ、最後の理由です。
連休明けに投稿しますので、楽しみにしていてください!

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