科学者 Dr. Pink Ginger Lily
私はDr. Pink Ginger Lily。
Pink Ginger Lilyの機能・性質を以下に述べよう。
最初に感じるのは、
最も揮発性の高い香気成分である
リナノールやリモネン。
これらの香りは
ベルガモットやビターオレンジの主要成分である。
まるで、爽やかな朝の香り。
そして、少し重い物質、
ジャスミンラクトン、
ショウガオール、サンタロールが
気体となり、空気中に拡散し始める。
あなたの鼻の中の
Gタンパク共役受容体が
これらの分子に反応すると、
シグナルが生まれる。
シグナルが神経を流れ、
脳の嗅覚野へと届く。
嗅覚野が活発に活動し、
秘境の森の匂いを認識する。
一方で、溶液からは最後の物質、
クマリンが外へ飛び出していく。
クマリンがあなたの嗅覚野の活動を変化させる。
活動は視覚野、扁桃体、視床下部、海馬へと、
どんどん伝わり、
ロマンティックな記憶を呼び起こす。
香りが「機能性物質」として、
あなたの気持ちや記憶に作用していく。
深い夢を見ているのか?
香りの魔術なのか?
科学現象なのか?
Dr. Pink Ginger Lily
Pink Ginger Lilyについての詳細は▼からどうぞ
▼まこと虫の調香手帖はこちら▼
http://antianti.com/labo/2018/05/2018.html
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http://antianti.com/labo/2018/05/-pink-ginger-lily-2018-limited.html
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