ホワイトビューティフルから生まれる共感覚について
香道の世界において、香りを「聞く」と表現するように、
アンティアンティの香水からも様々な世界が無限にあふれてきて、
じっと一人で香りを静かにまとっていると、一音一音が聞こえてきます。
毎回、メロディーやハーモニー、幻想空間が時にぽつりぽつりと、
そして時に滾々と泉のように不思議と湧き上がってくるのです。
今回初めて「ホワイトビューティフル」の香りを嗅いでいると、
私の好きなショパンのある一曲が頭の中に流れてきました。
若きスタニスラフ・ブーニンが奏でる「バラード4番」です。
聴衆全体の空気と心が一体化・一心にまとまるような、
緊張感と恍惚感が感じられる素晴らしい演奏です。
初めてこの演奏を聴いたときは涙がこぼれ、
「ホワイトビューティフル」を嗅いだときも同じ感覚を覚えたものです。
「共感覚」という言葉があります。
たとえば文字や音や数字に色が見えたり、
人の性格や姿に色が見えたりする感覚だそうです。
普段の生活の中では、このような感覚になることはありませんが、
アンティアンティの香水を嗅いでいると、
私にも匂いと色と音の「共感覚」が芽生えるようです。
ラボスタッフ 坂本
※写真はイメージです。
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