自社農園で育てるアイリスパリダから香料を抽出するのに、
大変な時間と費用が必要である。
貴重な香料は薄紫色の花から採れず、球根から抽出する。
球根が育つのに2年かかり、
球根を熟成させること2年、抽出すること6ヶ月、
「イロン」と名のついた香気成分を含んだゴールデン色の
バターのような香料が出来る。
これをイリスバターと言う。
これからミスチリン酸を取りのぞき、アイリスの絶対精油が完成する。
金より高額で、「黄金の一滴」と言われている。
“イリスバターをふんだんに使った香水”
を完成させた。
ヴァイオレットリーフ、オスマンタス、ナルシス、ジャスミン、
ネロリ、ローズなど含み、
森の中に咲く薄紫色した花が、月と夜露が融合して
軽い風に運びこまれた、ミストのような甘くパウダリーな香り。。。
肌につけることを繰り返すことで、
肌の中から浮きでてくるような香りに生まれかわる。
2週間つけ続けることで、貴方自身の香りが生まれるはず。
Makoto Miyazaki
日中は蒸し暑い日がまだ続きますが、
夜になると涼やかな風と共に鈴虫やコオロギの音色が聴こえてくるようになりました。
自然のBGMに静かに耳を傾けていると気持ちも穏やかになるもんです。
今回は、antiantiラボラトリーのあるここ富山県を代表する
秋の風物詩「越中八尾 おわら風の盆」を紹介させてください!
この時期、富山県八尾町では伝統行事の「おわら風の盆」が夜通しで行われます。
今年は9月1日〜3日まで行われました。
私は一昨年初めて八尾町出身の友人に案内してもらい、
家族を連れて観光客も少なくなった時刻に行ってきました〜。
真夜中というのにいたるところで踊りが始まっては終わり、
胡弓と三味線の音色や歌声が響きます。
幽玄閑寂な踊りと八尾の風情あふれる町並みを初めて目にしたときは、
私もその美しさにすっかり心を奪われてしまいました。
まるで光と影がゆらゆらと幻想的に溶け合うようで、それはそれは美しかったです。
一つ、失敗だったのはハイヒールで行ってしまい、
帰る頃には歩きすぎて足がヨロヨロになってしまいました・・・(とほほ)
行くときはぜひ歩きやすい靴で行かれることをおすすめします!
S.Sakamoto